小川文紀|博士後期課程3年

分析形而上学の主題の一つである「なぜ何もないのではなく何かがあるのか?」という問いに強い関心を持っており、決定的な答えを与えることを目指しています。そして、この目的を達成するために、科学哲学における説明理論を応用したアプローチを行っています。

現在の研究テーマ

―科学哲学―
 ・認識状態モデルを応用したなぜー疑問モデルの研究、
 ・なぜー疑問モデルの応用による語用論的説明理論の研究。

―分析形而上学―
 ・「なぜ何もないのではなく何かがあるのか?」の解釈問題に関する研究。
 ・「なぜ何もないのではなく何かがあるのか?」の答えの必要十分条件に関する研究。  

研究キーワード

分析形而上学、科学哲学、「なぜ何もないのではなく何かがあるのか?」、説明理論、なぜ疑問、認識状態モデル

経歴

2013年4月 - 2018年3月大阪大学大学院 人間科学研究科 博士前期課程修了
2018年4月 - 現在大阪大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程在学中

業績

口頭発表

  1. [口頭発表] 小川文紀 「認識状態のモデルを応用した「なぜ-疑問」モデルの構築ー科学哲学における2つの説明理論を手がかりにー」,哲学若手研究者フォーラム, 2017年7月

所属学会

日本科学哲学会、科学基礎論学会

連絡先

ogwfmnr[at]yahoo.co.jp

大阪大学科学哲学・分析哲学研究室

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-2
大阪大学人間科学研究科・人間科学部棟内