カール・ポパーについて研究をしています。とくに三世界論に関心があり、科学活動におけるその重要性を明らかにすることが目標です。わたしたちに現前するまさにこの世界とは、果たして物質世界の分析によってのみ語り尽くされることのできるようなものなのでしょうか。ポパーは、三世界論を展開することによって、科学研究の現場における爾余の領域への開かれた視点の確保されるべきことを主張しました。この考察を足掛かりとして、ゆくゆくは「こころ」のあり方についても論じられるとよいと思っています。
2013年4月 - 2018年3月 | 鹿児島大学 法文学部 人文学科 | 卒業 |
2018年4月 - 2020年3月 | 大阪大学大学院 人間科学研究科 博士前期課程 | 修了 |
2020年4月 - 現在 | 大阪大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程 | 在学中 |
2021年4月 - 2023年9月 | 日本学術振興会特別研究員DC2 | 完了 |
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-2
大阪大学人間科学研究科・人間科学部棟内